2006年09月04日
闘牛(ウシオーラセー)



というわけで、先月行ってきた闘牛ネタを。
ご存知だとは思いますが、沖縄の闘牛は牛同士の戦いを観戦するもの。
伝統的な庶民の娯楽として、本島

北部で闘牛場があるのは本部町と今帰仁村。
先日、今帰仁まつりで闘牛が行われると聞き、
古宇利島でのシュノーケル帰りに立ち寄ってみました

開始時間前、会場脇にある待機小屋に次々と牡牛が搬入されます。

どうです



なんて冗談は言えないド迫力


会場は今帰仁村営闘牛場。観光客はあまりおらず、地元の人たちで賑わっています。

闘牛は紅白に分かれた牡牛同士が、ぶつかり合ったり押し合ったりしながら戦います。
大相撲と同じように横綱・大関・関脇など番付があり、格下戦から順に行われます。
勝敗は基本的にどちらかが逃走したら負けですが、いくつか決め技もあるようです。

それぞれの牛には勢子(せこ:闘牛士)が付いて、牛の闘争心

写真ではやさしいオジィが牛をなだめているようにしか見えませんが、
実際はヤグイと呼ばれる独特の掛け声で、喉が枯れるまで牛を鼓舞し続けます

牛は勢子のヤグイに応えて、必死に戦うわけです

試合中、牛同士が組み合うたびに 「ゴツッ! ゴツン!」と鈍い音が響き渡ります。
最初は角がぶつかる音だと思っていたのですが、どうやら頭蓋骨の音のようです

体重1トン同士が激突するわけですから、その衝撃たるや計り知れません。
よく見ると、相手の角が額や目に刺さり、血を流しながら戦っています


牛たちは疲れてくると脱糞や放尿をし始めます。それでもひたすら、戦い続ける……。
と、ここまで読むと、なんだか可哀想な感じがしますが、そうさせないのが試合の実況中継

たくみな(素人じみた?)話術で会場を笑わせ、和ませてくれます

勝敗が着く瞬間はまさに重戦車並みのド迫力


勝負のあとは一転、勝者(牛)も敗者もすがすがしい顔をしています。
勝った牛の胴には優勝旗が掛けられ、馬主ならぬ牛主家族がなだれ込んで記念撮影

会場からは惜しみない拍手が送られます

闘牛観戦は通常2000円~3000円かかりますが、祭りのときなどは無料です。
興味のある方は無料の日を選んで一度行ってみてください。結構ハマリますよ~

Posted by angler at 23:00│Comments(4)
│□催事
この記事へのコメント
闘牛ってスゴイのねえ!
実況中継(?)のアナウンスも生で聞いてみたいし、
この牛さんのテカリが、失礼ながら非常においしそう(笑)
1度、行って見たいと思います。
(※このブログでは、いっつも行きたいとこばっかり!)
実況中継(?)のアナウンスも生で聞いてみたいし、
この牛さんのテカリが、失礼ながら非常においしそう(笑)
1度、行って見たいと思います。
(※このブログでは、いっつも行きたいとこばっかり!)
Posted by いっく at 2006年09月05日 15:20
いっくさん>
正直、最初はバカにしていましたが、実際に見てみるとなかなか!
きっとセイウチくんも楽しめるんじゃないかな(^^
いっくさんなら、闘牛観戦のあと焼肉食いに行きそうですね(爆)
正直、最初はバカにしていましたが、実際に見てみるとなかなか!
きっとセイウチくんも楽しめるんじゃないかな(^^
いっくさんなら、闘牛観戦のあと焼肉食いに行きそうですね(爆)
Posted by angler at 2006年09月06日 23:17
昨年 今帰仁祭りにわざわざ行って タダで闘牛見て以来
闘牛ファンになりました~!
お正月も闘牛行ったんですよ(笑)
今帰仁は闘牛場が小さいから ド迫力ですよね~
今度は秋の闘牛かなぁ~
楽しみ~
あ! 今帰仁の闘牛後 満味行っちゃった(爆)
闘牛ファンになりました~!
お正月も闘牛行ったんですよ(笑)
今帰仁は闘牛場が小さいから ド迫力ですよね~
今度は秋の闘牛かなぁ~
楽しみ~
あ! 今帰仁の闘牛後 満味行っちゃった(爆)
Posted by しょうちゃマン at 2006年09月14日 02:17
しょうちゃマンさん>
はじめまして! コメントありがとうございます(^^
って、しょうちゃマンさんは○ーぽんさんだったんですね(笑)
闘牛のあとに焼肉。こればかりは人間の悲しいサガです(爆)
はじめまして! コメントありがとうございます(^^
って、しょうちゃマンさんは○ーぽんさんだったんですね(笑)
闘牛のあとに焼肉。こればかりは人間の悲しいサガです(爆)
Posted by angler at 2006年09月18日 02:44